広島、4点差大逆転で本拠地5連勝 五輪戦士躍動 栗林は新人7人目の20S

 6回、勝ち越しとなる右犠飛を放つ代打・松山(撮影・立川洋一郎)
 6回、中前へ適時打を放つ小園(撮影・立川洋一郎)
 6回、左前へ適時打を放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-4ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)

 広島が鮮やかな逆転勝ちで2連勝。五回を終えて0-4の劣勢を跳ね返し、マツダスタジアムでは前半戦から5連勝となった。

 五回まで2安打に封じられていたヤクルト先発・田口を六回に捉えた。先頭・菊池涼が8号ソロ。打線を活気付けると、無死一、二塁で長野の遊ゴロが相手失策となり、その間に1点を追加。さらに小園が適時打でつなぎ、無死一、二塁から4番・鈴木誠が左前へ同点適時打。その後、松山の右犠飛で勝ち越しに成功し、一挙5点を奪った。

 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」で金メダル獲得に貢献した菊池涼と鈴木誠は、それぞれ後半戦初打点をマーク。先発・九里が5回4失点と崩れたが、六回からは小刻みな継投でしのぎ、最後は守護神・栗林が三者凡退で節目の20セーブ目を挙げた。新人投手の20セーブ達成は史上7人目となった。

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