広島・森下が5敗目 7回2失点も援護なく中日戦初黒星

 3回、渡辺の適時打で先制点を許す森下。右は生還した二走・京田(撮影・立川洋一郎)
 7回裏に追加点を許し、力なくベンチへ引き揚げる森下(右)=撮影・立川洋一郎
 1回を三者凡退で終えて、ベンチへ戻る森下(撮影・立川洋一郎)
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 「中日3-0広島」(17日、バンテリンドーム)

 広島の森下暢仁投手が7回6安打2失点で5敗目を喫した。中日戦の黒星は通算6試合目にして初めて。

 0-0の三回2死から先制点を奪われた。京田に四球を与えると、2盗を決められ2死二塁。直後、渡辺に左前適時打を浴びた。追加点を奪われたのは七回。A・マルティネスに右前適時打を許した。

 先制点の場面を振り返り「バッターも逆方向を意識している中で、バットが出た打球だと思う。その前に盗塁されて2死から四球出してます。そういうのが重なっての点だと思う。そういう隙を見せないようにやっていきたい」と話した。

 金メダルを獲得した東京五輪では、7日決勝戦の米国戦に先発し5回無失点で悲願への道をつくった。この日が後半戦最初のマウンド。黒星で終わったものの、粘り強く投げて先発としての仕事は果たした。

 「このチームで勝ちたいと思ってやっています。そこで勝てなかったっていうので、次反省してやっていきたい」。悔しさを次回登板で晴らしてくれるはずだ。

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