広島 連勝が5でストップ 4回10安打7失点の先発・九里「ただただ悔しい」

 2回、ピンチを迎え汗をぬぐう九里(左から3人目)=撮影・高部洋祐
 6回、二保(手前)からソロを放つ坂倉(撮影・高部洋祐)
 6回、2者連続本塁打となるソロを放つ林(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神9-3広島」(14日、京セラドーム大阪)

 広島は先発・九里が4回を10安打7失点(自責点5)と誤算で、阪神に大敗。前半戦から続いた連勝は5でストップした。

 九里は1点リードの二回、自身の悪送球からピンチを広げて2点を失い、三回は先頭のサンズに左翼スタンド上段へソロ。四回は再びサンズに左翼5階席最上段付近への3ラン、続く大山にもソロを浴び、今季ワーストとなる1試合3被弾。昨年7月21日以来で、その時も阪神戦だった。

 右腕は球団を通じて「チームに迷惑を掛けて本当に申し訳ない。きょうのピッチングに関しては、ただただ悔しいです」と唇をかんだ。佐々岡監督も「九里のようなタイプは、低めに丁寧に投げないといけないけど、高めに集まっていた。九里ぐらいの投手になれば、最少失点にとどめてほしいところではあった」と指摘した。

 連勝は5で止まったが、林と坂倉に一発が出たのは収穫。指揮官は「若い選手が必死になってやってくれた。明日の試合に向けて準備して、頑張るだけ」とカード勝ち越しへ視線を向けた。

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