広島先発・九里 4回7失点KO サンズと大山に3被弾浴びる
「阪神-広島」(14日、京セラドーム大阪)
先発した広島・九里が4回10安打7失点(自責点5)の乱調でKOされた。
1点リードの二回無死一塁で7番・中野の打球を自身が悪送球。併殺と思われた場面がピンチに変わり、梅野に同点の適時打、近本の犠飛で勝ち越し点を献上した。
三回は先頭・サンズに左翼スタンドへのソロ。3失点で踏みとどまりたかったが、四回に悪夢が待っていた。
2死一、二塁からサンズにこの日2本目の特大3ランを左翼スタンドに運ばれ、続く大山にもソロを被弾。マウンド上で、ぼう然と打球の行方を見つめるしかなかった。
許した10安打は今季ワーストタイで、1試合3被弾は今季ワースト。7月7日のDeNA戦から3試合連続で1試合に複数の被弾を許してしまった。自身にとっての後半戦初戦だったが、悔しさだけが募る結果と内容になってしまった。