広島・大瀬良、後半戦開幕星!エースの仕事首位虎封じじゃ 7回1失点4勝目

 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪)

 自信を持って腕を振った。フォームには躍動感があった。大瀬良が敵地で主導権を握る快投だ。今季初登板となった阪神相手に7回5安打5奪三振無四球1失点で4勝目。力で押しエースの存在感を示した。

 力強い直球が戻ってきた。五回。大山に初安打となるソロを浴び、なおも無死二塁でロハスだ。148キロの直球で右飛。六回2死三塁ではサンズを内角149キロの速球で空振り三振に斬った。

 「マジきつい(笑)」。中断期間で下半身を鍛え直した。全体練習後、一人トレーナーと汗を流した。厳しいメニュー。グラウンドに倒れ込んだことは一度や二度ではない。強い日差しを浴び、顔は見る見る日焼けした。それでも復調するために妥協はなかった。

 フォームのバランスを取り戻し「真っすぐのシュート回転を修正できた」。プレートを踏む位置は一塁側から真ん中に戻した。「横の変化球、フォークやチェンジアップも真ん中から散らしていければ」。投球が理想像に近づいてきた。

 前半戦は右ふくらはぎを故障するなど不本意な成績に終わった。「ただ(ユニホームに主将の)Cマークがついているだけにならないように。ちゃんと意味があるようにしたい」。投手主将として、結果でチームをけん引していく。

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