広島・佐々岡監督 小園活躍に「キクが出て積極的に打ちにいけている」

 1回、生還した菊池涼を迎える佐々岡監督(撮影・田中太一)
 1回、笑顔で大瀬良(14)とタッチを交わす小園(撮影・飯室逸平)
 大瀬良を迎える佐々岡監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪)

 広島は投打の歯車がかみ合い、後半戦初戦を白星で飾った。前半戦から5連勝となった。

 打線が初回から西を攻略。小園が先制打を放つと、松山の2点二塁打などで一挙4点を奪った。さらに五回無死では、先頭・野間の2号ソロで突き放した。その後も攻撃の手を休めず、九回は鈴木誠の2点打などで3点した。

 先発した大瀬良は直球に力があった。六回2死三塁では、サンズを空振り三振。内角へ直球は149キロを計測した。7回5安打5奪三振無四球1失点で4勝目を手にした。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -初回、一気につないでつないで先制できたのが大きかった。

 「良い形で先制できてビッグイニング。西の立ち上がり、早い回で打ち崩せた」

 -小園が先制打。

 「あそこはキクが出て、そこで積極的に打ちにいけている。そこが良さでもある」

 -大瀬良については。

 「しっかり体を使えていた。真っすぐ中心で力強さがあった。真っすぐで押せていた」

 -九回はフランスアが誤算。

 「こういう展開だったからね。前回も良くなかった。経験で投げさせたけど、入りがずっと悪い」

 -前半戦から5連勝。

 「5連勝と言うより、白星スタートということで、1試合1試合というところでまた明日ですね」

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