広島・クロン 先制呼ぶ右前打 スイング軌道修正 再昇格へアピール

 2回、右前打を放つクロン(撮影・立川洋一郎)
 2回、中前へ先制適時打を放つ石原(撮影・立川洋一郎)
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 「エキシビションマッチ、広島-ソフトバンク」(9日、マツダスタジアム)

 広島のケビン・クロン内野手が右前打で好機を広げ、先制点へつなげた。

 「6番・一塁」でスタメン出場。二回無死一塁で打席に立ち、内角直球を詰まりながら右前へ運んだ。その後1死一、三塁で石原が中前適時打を放った。

 助っ人は前日8日の全体練習から1軍に合流した。9、10日のソフトバンク戦が再昇格へのテストだ。

 打率・231、6本塁打、16打点で6月14日に出場選手登録を抹消された。開幕から不調だった要因はアッパー軌道のスイングにあった。2軍では球に対してバットを最短距離で出せるように修正してきたという。

 「変えようとトライし、求められているものもわかるようになってきた」。長打ではなかったものの、詰まりながら右前にはじき返した一打が、努力の証だ。

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