広島・高橋昂 また背信 苦投95球 4回3失点で降板3勝目ならず

 「広島5-3DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 またも背信投球となった左腕は、うつむいた表情でベンチへ下がっていった。広島・高橋昂は4回8安打3失点で無念の降板。先発の役割を果たすことができなかった。

 95球の球数が苦しさを物語っていた。初回2死一、三塁から宮崎を中飛に抑えるも、DeNA打線に粘られ、初回だけで29球を費やした。登板前には「先発をやる以上は大事なところ」とペース配分を心掛けていたが、いきなりテンポを乱された。

 三振を狙いにいった球をことごとくカットされたことが、ボディーブローのようにジワジワと効いた。二回、先頭のソトと牧に連打を食らい、その後2死二、三塁となった場面では、桑原にカウント3-1から抜けた高め直球を捉えられた。左中間へ先制3ランを被弾。痛恨の一発を浴びた。三、四回はスコアボードにゼロを並べたが、毎イニング安打を許すなど最後まで本来の投球を発揮できなかった。

 前回登板した6月30日の巨人戦は四回途中6安打6失点でKOされた。「腕を振りすぎたというか、力んで投げている場面が多かった。もう一度投球を見直したい」と脱力投法で巻き返しを誓っていたが、結果を残すことができず、3勝目を飾ることはできなかった。

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