広島・高橋昂がまた序盤で降板 安仁屋氏「コーナーを狙いすぎ。もっと攻めていく投球を」

「広島5-3DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 広島先発の高橋昂は4回8安打3失点。5月14日に今季2勝目を挙げた後、5試合に先発して勝ち星なし。序盤で降板する試合が続いている。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(76)は「かわそうとするのではなく、もっと攻めていく投球を」と話した。

  ◇ ◇

 ここ数試合、高橋昂はずっと立ち上がりが良くないね。試合前にもう少しブルペンで球数を投げ込んでからマウンドに上がった方がいいかもしれない。

 4回95球と球数も多かった。追い込んでからの決め球がないから、なかなか打ち取ることができない。強打のDeNA打線ということもあってコーナーを狙いすぎて、その球を全部カットされて粘られていた。

 もう少し勝負を早くした方がいい。球自体はいいものを持っているのだから「打てるもんなら打ってみろ」というぐらいの強い気持ちでストライクゾーンに直球を投げ込んでいってほしい。攻めていく投球をすれば意外に打たれないもの。今のかわすような投球では次回もまた同じことの繰り返しになる。

 二回にバックスクリーンに放った林の本塁打は素晴らしかった。3ボール1ストライクから狙い球をしっかりと絞って強振した。若者らしい思い切りの良さ、積極性がいい結果に結びついている。

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