前半戦最後の９連戦初戦となる６日のＤｅＮＡ戦（マツダ）に先発する広島の大瀬良大地投手（３０）が２勝目を飾った４月９日の巨人戦以来、約３カ月ぶりの白星を飾ることを誓った。

　この日はマツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、ダッシュやキャッチボールを行った。「フォームのバランスを意識して調整した。バランスよく投げていく中でしっかりと制球ができれば」と話した。

　右腓腹（ひふく）筋の筋挫傷から５月１８日の巨人戦で復帰登板するもそこから６戦連続で勝ち星がない。前回登板した６月２９日の巨人戦は３回６失点でＫＯされており、「すごくふがいない投球が続いている。それなのに連戦の初戦など大事なところを任せてもらっている。何とか試合をつくれるような投球をしなければならない」とエースとしての責任感をにじませた。

　なお、７日の同戦は九里、８日は高橋昂の先発が濃厚。投手陣が試合をつくり、まずは最下位脱出を目指す。