広島・ドラ1栗林 ピンチも佐藤輝、大山三振斬りで16S目「絶対に負けたくないと」

 勝利のハイタッチを交わす栗林(左)、鈴木誠ら(撮影・飯室逸平)
 9回、三振に倒れ座り込む大山(撮影・田中太一)
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 「広島4-3阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24)=トヨタ自動車=が九回に登板し、1回を無失点に抑え、16セーブ目を挙げた。

 1死後、サンズ、マルテに連続四球を与えたが、ルーキーの佐藤輝(近大)、大山を連続三振に仕留め、試合を締めた。「(先発した)暢仁(森下)が粘り強く投げていたので、絶対に負けたくないと思っていた」と話した。

 この日は七回にフランスア、八回にコルニエルが登板し、それぞれ1回無失点に抑えた。新たな勝利の方程式について佐々岡監督は「七、八回というところはその日、その日になるかもしれない。もうちょっと落ち着くまではね」と明言は避けたものの、「(七、八は)決めていきたい」と実戦の中で勝ちパターンを確立していく考えを示した。

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