広島・ドラ3大道、直球に手応え プロ初の雨も、粘投5回6安打1失点

 2回、梅野を空振り三振に仕留めて雄たけびを上げる大道 
 力投する大道
2枚

 「広島0-5阪神」(3日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト3位・大道は開口一番、何度もピンチを招いた投球を反省した。「1、2度ぐらいでしのいだら流れは来ると思うけど、さすがに…。結果、1失点でも攻撃にリズムは生まれない。点が入らないのは、そりゃそうだなと思う」。厳しい表情で言葉を紡いだ。

 三者凡退は初回の1度だけ。毎回のように出塁を許した。悔しさを募らせたのは三回、ロハスへの四球。「決めきれなかった」。1死一、三塁で助っ人を迎え、追い込みながら最後は根負け。続くマルテの遊ゴロで先制点を許した。

 試合途中から降り出した雨の影響も少なからずあった。プロとなり雨の中の登板は初めて。何度もロジンを触り、指先の滑りを抑えようとした。それでも制球が定まらず高めに抜ける投球があった。

 先発転向後4試合目の登板を5回6安打1失点で終えた。内容的には満足できないが、粘って試合をつくった。佐々岡監督は「制球が定まらなかったけど、結果的に投げきったというのは良かった」と評した。

 先発初勝利した前回6月26日の中日戦と比較し、直球の手応えがあったのは明るい材料だ。右腕は「前半戦はあと数試合だけど、最後の最後までしっかり投げていきたい」と力を込めた。ローテ定着が目下の目標。課題を一つずつ克服しながら前へ進んでいく。

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