広島・野間の今季1号ソロはノーノー阻止弾 球場どよめき「いい反応できた」
「巨人-広島」(30日、東京ドーム)
広島が野間峻祥外野手の今季1号ソロで、先制に成功した。
打線は巨人先発・山口の前に、八回1死まで無安打に封じられて沈黙が続いていた。だが、ここで野間が149キロ直球を振り抜き、右翼スタンドへ突き刺した。球場内にどよめきと歓声が交錯する中、ダイヤモンドを一周すると、チームメートからはベンチ前で盛大な祝福を受けた。
本人は球団を通じて「いい反応で捉えることができました。(先発の)九里さんが頑張って投げているので、先に点を取ることができて良かったです」とコメントした。この日は敗れるか引き分けで自力優勝の可能性が消滅する一戦。ノーヒットノーランを阻止する値千金の一発が、試合の流れを大きく引き寄せた。