広島は引き分け 九回2死満塁サヨナラの好機逃す 11安打1得点の拙攻

6回、同点適時打を放つ林=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
9回、広島・坂倉将吾(31)が二飛に終わり、引き分けで試合が終了(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-1中日」(27日、マツダスタジアム)

 広島が11安打しながら1得点。終盤の好機を逃し引き分けた。

 同点で迎えた九回、中日・又吉に対して先頭の宇草が投手前への内野安打で出塁、西川の右前打と四球で2死満塁としたが、坂倉が二飛に倒れた。

 八回も2死一、三塁としていたが、代打松山が中飛に倒れていた。

 先発森下は初回に高橋周の適時打で1点の先制点を献上したが、二回以降は走者を許しながら要所を締める投球。8回116球を投げて8安打1失点の好投だった。九回は栗林が三者三振に退けた。

 中日先発・勝野を攻めあぐんでいた打線は六回2死一塁、林が初球141キロ直球を右中間に運ぶ二塁打。四球で出塁した一塁走者の坂倉が激走して生還。同点に追いついていた。

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