広島は引き分け 九回2死満塁サヨナラの好機逃す 11安打1得点の拙攻
「広島1-1中日」(27日、マツダスタジアム)
広島が11安打しながら1得点。終盤の好機を逃し引き分けた。
同点で迎えた九回、中日・又吉に対して先頭の宇草が投手前への内野安打で出塁、西川の右前打と四球で2死満塁としたが、坂倉が二飛に倒れた。
八回も2死一、三塁としていたが、代打松山が中飛に倒れていた。
先発森下は初回に高橋周の適時打で1点の先制点を献上したが、二回以降は走者を許しながら要所を締める投球。8回116球を投げて8安打1失点の好投だった。九回は栗林が三者三振に退けた。
中日先発・勝野を攻めあぐんでいた打線は六回2死一塁、林が初球141キロ直球を右中間に運ぶ二塁打。四球で出塁した一塁走者の坂倉が激走して生還。同点に追いついていた。