広島の鈴木誠がスタメン復帰で即本塁打「まずは甘い球を仕留められた」
「広島11-5中日」(26日、マツダスタジアム)
5試合ぶりにスタメン復帰した広島・鈴木誠也外野手(26)が、本塁打を含む3安打2打点の活躍。打線をけん引してチームを連敗ストップへと導いた。
6-1の五回、先頭から13日・オリックス戦(京セラ)以来の今季9号ソロを放った。左翼スタンド上段への一発に「たまたま甘い球が来た。まずは甘い球を仕留められた」と冷静に振り返った。三回は1死一塁で左前に運び、六回は2死三塁で左前適時打。2点差に迫られた直後だっただけに、大きな一打となった。
新型コロナウイルス対策のワクチン接種の副反応が出た影響で、23日に「感染拡大防止特例2021」を適用され、出場選手登録を抹消された。ここ2試合は代打で出場。その中で、守備では二回2死で、木下拓の飛球をフェンスに体を当てながら好捕。六回の出塁後は間一髪でアウトになったものの、盗塁も試みた。
打って走って守って、積極果敢なプレーでチームを鼓舞した主砲は「まずはあした、しっかり頑張れれば」とカード勝ち越しを誓った。