広島・大瀬良が6回6失点 4月9日以来、遠い3勝目

5回、村上に犠飛を打たれて5点目を許した大瀬良(撮影・立川洋一郎)
ヤクルト打線を相手に力投する先発の広島・大瀬良大地=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
 2回、ヤクルト・青木に適時二塁打を許した広島・大瀬良=マツダ
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 「広島-ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)

 先発した広島の大瀬良大地投手(30)は、6回を投げて6安打6失点(自責点3)で降板。5試合ぶりの白星を目指したマウンドだったが、自身のミスが絡んだ序盤の失点が重く響いてしまった。

 二回だ。安打と犠打、四球で1死一、三塁のピンチを迎え、8番・元山に先制の右前適時打。なおも1死一、二塁で田口の三塁線寄りの犠打を自ら処理するも、一塁へ悪送球してしまい、2点目を献上した。さらに塩見の内野ゴロと青木の適時二塁打で、この回一挙4点を失った。

 三、四回はいずれも三者凡退に片付けたが、この日は今季ワーストの5四球。直球、変化球とも完全に外れるボール球も目立った。五回は村上に犠飛、六回は田口にスクイズを決められて2点を追加された。4月9日の巨人戦(マツダ)以来、勝ち星がない右腕。今季3勝目を手にすることはできなかった。

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