広島・林晃汰 定位置奪取だ 打率・408、得点圏打率・647の勝負強さ発揮

 広島の林晃汰内野手(20)が21日、定位置奪取に意欲を示した。現在7試合連続安打中で打率・408。得点圏打率・647も頼もしい数字。勝利を導く一打を放ち、自らのポジションを固めていく。

 「状況、場面でやることはいっぱいある。そこで冷静にできている」。20歳は現状をこう分析した。打席の中で周囲を見渡せるゆとりが好調の要因だ。

 5試合連続マルチ安打&3試合連続打点中で、19、20日のDeNA戦では5番起用に応えた。「若手が頑張っている」と佐々岡監督。4番・鈴木誠の後を打つ打者の勝負強さは得点力を左右するだけに、若鯉の勝負強さはチームに勢いを与えている。

 22日からのヤクルト3連戦は田口、サイスニード、高橋の先発順が濃厚で、日本投手2人が左腕。左打者ながら、対左投手の打率・450は、対右投手の・393を大きく上回る。

 積極性を保ちながら、中堅から左翼方向を意識して心掛けるコンパクトなスイング。左投手を苦手にしないことも、好結果が出続けている要素だ。

 林は「必死にやることは変わりない。その中で自分の良いものを出していきたい」と力を込めた。三塁の守備でもハツラツとしたプレーが光る。ブレークの予感が漂う若武者が、ホットコーナーを奪い取る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス