「ＤｅＮＡ１０－８広島」（２０日、東京ドーム）

　先発した広島のドラフト３位・大道温貴投手（２２）＝八戸学院大＝は３回２／３を投げ、６安打８失点でプロ初黒星を喫した。

　三回、オースティンに満塁弾を被弾するなど５点を失うと四回は２死満塁から伊藤光に走者一掃となる３点適時二塁打を許した。「三回の先頭から少しバランスが崩れてしまい、気持ちの切り替えができなかったことが大量失点につながってしまった。同じ失敗をしないように今後につなげていきたい」と右腕は巻き返しを誓った。

　佐々岡監督は「前回は５回を投げ切ってくれたけど、きょうは三回のところだったね。先頭から四球が続いてしまって、そのあとの本塁打は変化球、変化球となって甘く入っていた。結果的にはやっていけない場面での本塁打になってしまった」と厳しい表情も、今後については「入りのところの反省をしっかりと生かして次回に向けてやってほしい」と先発での次回登板を示唆した。