広島・林がプロ初の4安打4打点 3号ソロに「ちょっと思い切って振ってみようと」

お立ち台でポーズを決める4打数4安打・背番号44番の広島・林晃汰=東京ドーム(撮影・高石航平)
5回、猛打賞となる3本目の安打を放つ広島・林晃汰=東京ドーム(撮影・高石航平)
1回、左翼線へ先制の2点二塁打を放つ広島・林=東京ドーム
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 「DeNA11-12広島」(19日、東京ドーム)

 広島の林晃汰内野手(20)が3号ソロを含むプロ初の4安打4打点と大暴れした。お立ち台に上がり、「しっかり打てたので良かったです」と声を弾ませた。

 初回2死一、二塁はピープルズの初球カットボールを振り抜き、先制の左翼線2点適時二塁打。三回無死一、三塁では右前適時打を放った。七回には、「3本打ててたので、ちょっと思い切って振ってみようと思った」。三上の外角高め変化球を強振し、左中間席に運んだ。

 三塁の守備でも、六回にソトの三遊間へ抜けそうな強烈なライナーをダイビングキャッチするなど好守を連発。大車輪の活躍に佐々岡監督は「しっかりと好調を維持してくれている」と称え、「若手が頑張っていて、レギュラー争いの中でくすぶっている選手にとっては刺激になる」と話した。

 これで6試合連続安打。4度目の猛打賞を記録し、規定打席未到達ながらも打率・408だ。「自分のやることをやるだけ。守備でも走塁でも打撃でも役割をしっかりやっていければ」。絶賛売り出し中の若武者が飛躍を遂げていく。

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