広島 交流戦ワーストタイ たった“惨”勝 再び借金「13」18戦連続先発白星なし

 「広島1-8日本ハム」(16日、マツダスタジアム)

 広島は日本ハムに敗れ、交流戦を3勝12敗3分けの最下位で終えた。3勝は15年のDeNAに並びワーストタイ。また、18試合連続で先発投手が未勝利になった。前日15日に連敗を「8」で止めたものの、負の流れを止められず。借金も再び今季最多の「13」に膨らみ、リーグ最下位に再転落した。

 スタンドのファンから、ため息が漏れた。差を詰めながら相手に振り切られ、背中が遠のいていく。中継ぎ陣が僅差のビハインドを保てず、攻撃にもリズムが生まれない。日本ハムに大敗を喫し、交流戦を3勝12敗3分けで終えた。3勝は2015年・DeNAに並ぶ交流戦ワーストタイ記録。佐々岡真司監督は「球場に来てくれたファンに申し訳ない」と言葉を絞り出した。

 三回に2点を先制されるも、五回に野間の適時内野安打で1点をかえした。ところが、終盤勝負で接戦をもぎ取るプランはリリーフ陣の乱調で霧散した。六回は捕逸とスクイズで2点を追加され、七回は中田が自身の悪送球も絡んで1死も奪えず4失点。勝負は決した。打線も相手先発・伊藤の前に六回まで8三振。5安打は全て単打と迫力にも欠けた。

 先発陣は18試合連続で勝利投手になれなかった。交流戦で先発投手が白星を挙げられなかったのは史上初。不名誉な記録が重なった。指揮官は「歯車がかみ合わないこともあった」と振り返った。

 18日にはリーグ戦再開のゴングが鳴る。「まずは投手陣が試合をつくる。そこから攻撃につながる流れを原点にやっていくしかない。とにかく元気を出してやっていく」。気持ちを切り替え、巻き返しを図っていく。

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