佐々岡カープ、逆転負けで今季最多借金「7」 やられた…2者連続スクイズ
「広島3-7楽天」(5日、マツダスタジアム)
広島が終盤に崩れた。3-1の七回に2点を失い、八回は2者連続スクイズを決められるなど4点を失った。佐々岡監督は「スクイズは、してくるのを警戒しながら、初球からというのは…」と、唇をかみしめた。
島内に勝ち越しソロを浴びて迎えた八回無死満塁。太田が初球に敢行。続く村林も再び初球にバットを寝かせた。楽天がスクイズでの得点が多いことはデータにあったものの、意表を突かれた。2者連続スクイズはプロ野球史上、09年以来12年ぶりだった。
逆転負けを喫した。交流戦は2勝5敗1分けで、借金は今季最多の7に膨らんだ。「そつのない野球を相手にやられたことを反省して、またあした」。浮上のきっかけを1つでもつかみたい。