カープ鈴木誠也、2軍戦で復帰即H 5・19以来の実戦も「そんなにぶれてはなかった」

 「ウエスタン、広島1-0中日」(2日、由宇球場)

 新型コロナウイルスの陽性判定を受け、5月31日から活動を再開した広島の鈴木誠也外野手(26)が2日、ウエスタン・中日戦(由宇)で実戦復帰した。「2番・右翼」で出場し、2打数1安打と存在感を示した。ブランクを感じさせない軽快な動きを見せ、1軍復帰に向けて着実に歩みを進めていく。

 豪快なスイングで快音を響かせた。時折笑顔を見せた鈴木誠は、5月19日・巨人戦以来となる実戦に、「内容的にはまだまだですが、球の見え方とかはそんなにぶれてはなかったので、そこは良かった」とうなずいた。

 初回1死、中日のドラフト1位・高橋宏(中京大中京)の2球目を強振。左翼ポール際への大飛球は惜しくもファウルとなったが、3球目の直球を中前打とした。三回は三直に倒れるも強烈な打球を放ち四回表の守備から交代。打撃については「自分が思っていたよりも良かった」と一定の手応えを示した。

 5月20日のPCR検査で、新型コロナウイルス陽性と判定。保健所による隔離期間を終え、31日から活動を再開したが「10日間というのは意外と大きい。軽く考えてはいけない。もうちょっとしっかりやりたい」と万全を期す構え。1軍復帰時期について佐々岡監督は「まだコンディションの部分がある。(2軍で)もう少しというところ」と話した。

 「1軍に上がってすぐにけがをしてはいけない。もちろんすぐに上がりたい気持ちはありますが、もう少し強度を上げないといけない。まだ体もなまっている。むち打って、ガッと上げて体の反応を待ちたい」。まずは状態を整え、さらにパフォーマンスを上げる。

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