広島・佐々岡監督「ピンチの場面は森浦を」六回のピンチしのぎ「頼もしいよね」

ヒーローインタビューを終えてスタンドのファンに手を振る西川。右は森浦(撮影・立川洋一郎)
お立ち台でガッツポーズを見せる西川(右)と森浦
6回、リリーフ登板し、ピンチを救う好投を見せた森浦(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-0日本ハム」(2日、マツダスタジアム)

 広島は今季5度目の零封勝ちで、連敗を3でストップさせた。

 自身1カ月ぶりの1軍登板となった先発・野村は、毎回走者を出しながらも五回まで無失点投球。ベンチは0-0の六回、連打で無死一、三塁とピンチを迎えたところで、2番手・森浦にスイッチした。

 佐々岡監督は「ピンチの場面は森浦を、と肩をつくらせていた。点も取れていない中、どうしても点をやれない展開。(野村)祐輔はこれまでも五、六回で点を取られているというのが頭にもあった」と継投の意図を説明し「よく粘ってはくれた」と野村の力投を評価した。

 その森浦は、石井のセーフティースクイズを落ち着いて処理して2死を奪い、2死二、三塁から平沼を二ゴロに退けた。2勝目をつかんだ好救援に指揮官も「球も強くなったし気持ちの強さもあるので、しっかり投げ切れている。頼もしいよね」と目尻を下げた。

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