広島・野村 六回途中無失点の好投も今季初勝利はお預け
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「広島-日本ハム」(2日、マツダスタジアム)
先発した広島の野村祐輔投手(31)は5回1/3を投げ、7安打無失点の好投。今季初勝利はお預けとなったが、先発の役割を果たした。
初回、先頭の浅間に中前打を許すも高浜を二直に打ち取り、ダブルプレー。続く西川を二ゴロに抑えた。その後はテンポのいいピッチングで内外のコースを突いた丁寧な投球を披露。毎イニング安打を許す我慢の投球を強いられたものの、要所は締めた。
六回は先頭の西川に三塁へセーフティーバントを決められ、近藤に右前打を浴び、無死一、三塁のピンチを背負ったが、渡辺を見逃し三振に仕留めた。左打者の石井と対決となったところで佐々岡監督が交代を告げた。
なお、2番手で登板したドラフト2位・森浦(天理大)が後続を断ち、この回は無失点に切り抜けた。