石原慶幸氏が指摘 「栗林が投げれば大丈夫」を証明

 「広島4-4西武」(27日、マツダスタジアム)

 新型コロナウイルスの影響で広島は8日ぶりの試合。西武はこの日の試合前、源田が陽性判定を受けたことで控え野手は2人だった。広島、西武とも難しい一戦だったと思う。

 実戦から遠ざかっていた。それでも栗林は中村、山川ら主軸を相手に自分の投球ができていた。しかも交流戦は初登板だ。すごいという表現ではなく、頼もしいという言葉がピッタリだ。

 捕手目線で言えば「応えてくれる」と言い表せる。打者を抑える道筋を描いている捕手の考えやサインに対して投球で応えている。しかも捕手は会沢、坂倉、石原とさまざま。みんな違うリードの中で結果を出し続けるのは頼りになる。

 九回のマウンドは特別だ。登板した投手にしか分からない重圧がある。その一方でやりがいがありチームを勇気づけられる場所でもある。守護神を務めるには技術と精神力の両方が必要だ。「栗林が投げれば大丈夫」。それを証明してみせたマウンドだった。

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