広島・佐々岡監督「大瀬良が…」「踏ん張ってほしかった」コロナ禍の窮地、逆転負け

 林晃汰(左)は左前に先制適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 5回、宇草(左)を迎える佐々岡監督(撮影・堀内翔)
 5回途中、マウンドに集まる広島ナイン(撮影・堀内翔)
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 「巨人7-2広島」(18日、東京ドーム)

 広島は、右ふくらはぎのケガから復帰した大瀬良が五回に5本の長短打を集められ3失点。逆転を許すと、コルニエル、高橋樹の中継ぎ陣も踏ん張れずに失点を重ねた。打線は五回、林がプロ初打点となる左前適時打。宇草の遊ゴロの間に1点を奪った。その後は追加点が奪えず。六回2死満塁では、クロンが一邪飛に倒れた。

 前日17日に菊池涼ら3選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。磯村、石原、松山、大盛、西川はPCR検査で陰性だったが、ロッカーが近かったり会話をしていたなどの理由で球団独自に抹消。河田ヘッドコーチ、朝山打撃コーチ、トレーナー1名もチームに帯同せず抹消者とともに自宅待機とした。総勢17人を入れ替えて臨んだ一戦。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -メンバーを変えざるを得ない戦いだった。

 「こうなった以上、いるメンバーでやるしかない。若手が多いメンバーだが、意識は変えず、最後まで集中して、諦めない姿勢を見せたい。やるべきことをやるだけです」

 -林、宇草で先制した。

 「五回、いい形で先制できた。(それまで)打てなかった中で林のタイムリー、宇草の遊撃への内野ゴロでの打点。それだけに大瀬良が、というところ」

 -粘ってほしかった 「2点取って、必死で流れをつかんだというところだった。五回に先頭打者に打たれてから。踏ん張ってほしかった」

 -明日以降、スタメンは。

 「まずは打つことが大事なので、相手投手、右左も考えながら。いるメンバーでやっていく」

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