石原慶幸氏が指摘 石原は一発回避へ次の試合に生かす部分ある
「広島3-3DeNA」(16日、マツダスタジアム)
石原はきっと悔いが残っているに違いない。2-0の七回1死一、二塁でソトに一時逆転を許す3ランを浴びた場面だ。打たれたのは初球の直球。外角低めを狙った球が、少しだけ甘くなったところを捉えられた。
ソトは直球系に強く、右翼方向にも本塁打が打てる。それをわかった上で、コルニエルに直球のサインを出しているはずだ。
選択がダメとは言えない。一発を避けるために、例えばジェスチャーや構え方などで伝えられることはなかったか。次の試合に生かす部分はあると思う。
1軍にいる以上、「経験」という言葉では済まされない。それは勝利が求められているから。同じような場面がきたときに、同じ失敗をしないよう取り組んでいってほしい。
攻撃面では西川に2本の適時打が出た。打順が下がり責任を感じていると思う。一方で悔しさもあっただろう。出した結果を復調のきっかけとして、本来の打撃を取り戻してほしい。