カープ打線、雨中の戦いで湿り気味 龍馬4戦連続打点もつながらず

 「広島2-13DeNA」(28日、マツダスタジアム)

 九回、DeNAの攻撃前に雨脚が一気に強くなった。21時34分から試合が一時中断。再開することなく降雨コールドで試合が終わった。前日27日に10点奪った打線は9安打2点。広島・佐々岡真司監督(53)は「昨日の流れから初回のところで、あそこで1本出ていたら」と振り返った。

 立ち上がりが不安定だった京山を攻略できなかった。1死満塁で会沢が空振り三振。安部の押し出し四球で先制点を奪い、なおも2死満塁と好機は続いたが、クロンが右飛に倒れた。押せ押せムードで攻めきれなかった。

 三回までに床田が5失点。追いかける展開で意地を見せたのが西川だ。五回1死一、三塁で左前適時打を放ち、4試合連続打点。14打点はチームトップの数字だ。

 23日の巨人戦から5試合連続で鈴木誠の後となる4番を託されている。打席で意識するのは、つなぎだ。西川は「1、2、3番がいい感じで回してくれているし、いい流れを作ってくれているので、その流れに乗って打つことができているんじゃないかなと思います」と語った。

 勝率は再び5割になった。29日は2年目の玉村がプロ初登板初先発する。「きょう、こういう雨の中、試合を見ていただいたファンの方には申し訳ない気持ち。切り替えて頑張りたい」と指揮官。チーム一丸で白星を目指す。

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