広島・バード「待ち遠しい」 中継ぎ50戦登板、20ホールド明言

 広島の新外国人、ドビーダス・ネバラスカス投手(28)=前パイレーツ=と、カイル・バード投手(28)=前レンジャーズ=が26日、広島市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。

 中継ぎ陣を厚くする最後のピースが加わった。左腕のバードだ。「40~50試合に投げられたら十分に貢献できていると感じる。ホールドは20くらいいけたら」。大きな目標を掲げ、勝利の一翼を担うと意気込んだ。

 広島との契約後は、エルドレッド駐米スカウトと連絡を取り、日本野球の予習を怠らなかった。「たくさん教えてくれた。手助けになった」。本塁打王にも輝いた元主砲の助言を胸に刻み、歩む日々が始まる。

 「しっとり感があるから、持ち味のスピンをかける球を十分に発揮できると思う」。米国での球に比べ、湿り気がある日本の公式球の感触は良い。最速154キロの直球にツーシームやスライダー、カーブを織り交ぜる。投球面にも不安はない。

 昨季は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マイナーリーグが中止。公式戦登板は一度もない。それでも「心配というより、待ち遠しい気持ちが強いね」。1年分の思いをマウンドにぶつける。

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