広島・西川「4番」初アーチ 159キロ撃った!追いすがる巨人突き放す4号2ラン

 8回、西川は左越えに2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
 8回、西川(左)は左越えに2ランを放ち、長野に迎えられる(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-6広島」(24日、東京ドーム)

 力負けしなかった一振りが追いすがる巨人を打ち砕いた。広島・西川龍馬外野手が1点リードの八回に今季4号2ラン。終盤の一発は相手を突き放すだけではなく、自身にとっても大きな意味をもたらした。

 2死1塁でカウント2-2から、ビエイラの外角高め159キロにバットを合わせた。「速い球に合わせながら、何とかバットに当てようと思って打ちに行った」と懸命に捉えた打球は左翼スタンドに吸い込まれた。昨季プロ入り初めて4番に座り、今季は2試合目。“4番初アーチ”が勝利をグッと近づけた。

 試合前時点で打率は・237。前日は1点を追う八回1死一、二塁で二ゴロ併殺に凡退していた。一夜明け、すぐさま悔しさを晴らした一発は6日・ヤクルト戦以来。ここから上昇カーブを描く。

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