広島ドラ1栗林が10戦連続無失点 記録には「2点差なら1点OKで」と献身的な姿勢で

 9回、三者凡退に抑える好投を見せた栗林(撮影・立川洋一郎)
 9回、川端から空振り三振を奪い、雄たけびを上げる栗林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-1ヤクルト」(21日、マツダスタジアム)

 同点の九回から登板した広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24)=トヨタ自動車=が1回を三者凡退に退け、開幕から10試合連続無失点とした。

 先頭・青木をフォークで空振り三振。塩見を遊ゴロに打ち取り、代打・川端は直球で空振り三振。11球で危なげなく3つのアウトを奪い「負けたくないという思いでマウンドに上がりました。決め球を1球、2球で決められているので、そこはいいのかなと思います」と振り返った。

 新人投手のデビューからの無失点記録は2019年にソフトバンク・甲斐野が記録した13試合が最長。そこに迫っている右腕は「自分がそこ(13試合)を超えたい気持ちはもちろんありますけど、チームが勝てることが一番大事。2点差なら1点OKということをしっかり考えて。勝てるピッチングができたらいいかなと思います」とチームのために腕を振る姿勢だ。

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