広島・床田 6回1失点も「アレは一番、悔いが残ります」

 6回、青木に適時打を打たれ先制を許した床田(撮影・立川洋一郎)
 引き分けに終わり、スタンドへのあいさつを終えて引き揚げる床田(中央)ら広島ナイン(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-1ヤクルト」(21日、マツダスタジアム)

 先発した広島・床田は6回4安打1失点。今季2勝目は逃したものの、8奪三振で役目を果たした。

 四回1死一塁から4番・村上を外角スライダーで空振り三振。続く青木にはフルカウントから外角低めに直球を投げ込み、見逃し三振に斬った。

 同点の六回は2死一、二塁で青木に中前適時打を浴びて先制点を献上。左腕は「ちょっと、真ん中に入ってしまった。アレは一番、悔いが残ります。何とか先制点だけは(許さない)と思って投げたんですけど」と唯一の失点に唇をかんだ。

 前回15日の阪神戦(甲子園)では2被弾するなど4回7安打4失点と崩れたが、中5日で修正。その姿に佐々岡監督は「立ち上がりから自分のピッチングができていた。攻め切れるところを攻めていたから三振も多かったと思う。いい出来だった」と評価を与えた。

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