キクアベ6安打!菊池涼&安部の1、2番同級生コンビがカープ連勝に大貢献

 「広島4-2巨人」(10日、マツダスタジアム)

 ダイヤモンドを自在に駆け巡り、球場全体を支配した。奏でた快音が勢いを加速させ、躍動感を生む。広島・菊池涼介内野手(31)と安部友裕内野手(31)の1、2番コンビがそれぞれ3安打、2人で6安打を放って白星の礎となった。

 0-1の初回は、先頭の菊池涼が左前打で出塁。開幕から14試合連続安打とし、2番・安部も左前打。無死一、三塁と最高の状況を作り、西川の同点適時内野安打につなげた。

 試合前時点で相手先発・戸郷は2試合で右打者の被打率が・000。「それまで右打者が打っていなかったわけですし、打てる気はしていなかった」と背番号33は話すが、バットで打線を活気付かせた。1-2の三回は2人の連打で再び無死一、三塁とし、同点の足掛かりとした。四回は2死から両者が右前へ連続適時打。決勝点と追加点になる、価値ある一打を響かせた。

 2試合続けて2番に入った安部は、初回1死一、三塁で悪送球。自身の失策で先制点を献上したからこそ「『何とか』というのが、自分の中であった」と挽回に燃えていた。3本全てが追い込まれてからのヒット。粘り強さが結果に表れた。

 菊池涼は4度目、安部は今季初の猛打賞。佐々岡監督も「1、2番が機能して得点に絡んだのは、すごく大きかった」とたたえた。同級生コンビが攻撃の起点となって、新たな風を吹き込んでいく。

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