広島 引き分け挟んでの連勝「3」でストップ 苦手の阪神・秋山に約2年勝利なし

8回広島2死一、三塁、三ゴロの西川(左)と交錯する一塁手大山=マツダ
8回、大山の打球を追うも田中広が捕れず安打となる(撮影・飯室逸平)
6回、左前へ安打を放つクロン(撮影・田中太一)
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 「広島3-6阪神」(1日、マツダスタジアム)

 引き分けを挟んで続いていた広島の連勝が「3」で止まった。

 先発した中村祐は初回に失点。三回は田中広の失策も絡んでピンチをつくり、糸原に右越え3ランを被弾した。その後は粘り強く投げていたものの、六回にドラフト1位・佐藤輝(近大)に2号ソロを浴びるなど2失点した。

 初めて開幕ローテをつかみ取った右腕は制球に苦しんだ。自身の“開幕戦”を6回6安打6失点(自責点5)で終えた。

 打線も苦手の秋山を克服できなかった。五回まで一人の走者も出せず完全投球を許す。六回も、先頭のクロンがこの試合初安打となる左前打を放ち、続く会沢も続いて無死一、二塁としたが、代打・長野が遊ゴロ併殺打に倒れるなど無得点だった。

 七回には2死二、三塁から堂林が三塁を襲う意地の2点適時内野安打を放った。九回にも1点を返したものの、反撃が及ばなかった。

 秋山には19年5月19日(甲子園)で勝利して以来約2年、白星がない。

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