広島・佐々岡監督 栗林初登板初セーブに「ドキドキして見てたけど、いい投げっぷり」

 初登板で初セーブを挙げた栗林(左)を祝福する佐々岡監督
 今季初勝利を挙げ、栗林(20)とタッチを交わす九里(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-1中日」(27日、マツダスタジアム)

 広島が今季初勝利を手にした。攻撃では、0-1の初回に選手会長・田中広の先頭打者本塁打で同点とし、鈴木誠が四回に決勝打となった左前適時打を放つなどした。投手陣は九里が6回3安打1失点にまとめ、プロ初登板したドラフト2位・森浦(天理大)がつなぎ、最後は守護神に抜てきされた同1位・栗林(トヨタ自動車)が、プロ初登板で初セーブを手にした。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -初勝利。

 「ありがとうございます。素直に嬉しいです」

 -最後、栗林が抑えたときの気持ちは。

 「ストッパーとして1試合目ということで、こちらもドキドキして見ていましたけど、いい投げっぷり。緊張したと思いますけど、いいピッチングだったと思います」

 -先発の九里が試合をつくった。

 「最初は力んでというところはあったと思いますけど、徐々に修正というか、坂倉もいいリードをしてくれて、尻上がりに良くなったという印象でした」

 -七回は森浦投手に託した。

 「緊張していた中で2アウトとれたので、このままスッと行けるかなと思っていたら四球、死球、四球…。帰ってきたら顔が真っ青で大丈夫かなと思うくらい、血の気がないような顔をしていましたけど、これも経験。ああいうところで投げたと言うことは次に生きると思います」

 -抑えを託した栗林が初セーブ。

 「こちらは信じて送り込んでいる中で、とにかく思い切ってやってくれればいいというところで最高のスタートが切れたと思うので、これを自信にしてどんどん自分の投球をしてほしいなと思います」

 -野手陣は選手会長の田中広が良い流れを作った。

 「やっぱり1番の選手会長が打って、4番のキャプテン(鈴木誠)が打てば盛り上がる。みんなでチーム一丸となって戦う中で、今日は本当に良い戦いだったと思います」

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