広島・森下、貫禄4回ノーヒッ投「手応えあった」 唯一背負った走者も好守備併殺
「オープン戦、広島2-0ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)
昨季の新人王がさすがの貫禄を示した。先発した森下が51球を投げ、4回無安打無失点に抑えた。「しっかりとした球を投げられているなという手応えはあった。開幕に向けてもう一段階レベルを上げられるようにしたい」と表情を緩めた。
初回と二回を三者凡退。三回に先頭・浜田の遊ゴロを田中広が失策し、初めて走者を背負ったが、古賀のボテボテの投ゴロを素早く二塁に送球。好フィールディングで併殺に仕留めた。
新球のツーシームも試投した。「苦しくなったときに使える球になればいい。自分の持ち球の一つになってくれたら」。新たな武器も習得し、開幕へ向けて仕上げていく。