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広島・遠藤 課題の序盤意識より「恐れず投げたい」 開幕ローテ残り枠獲得へ

 広島の遠藤淳志投手(21)が2日、開幕ローテ入りに向けて「無心で攻める投球」をテーマに掲げた。ローテ入りは当確しておらず、今後のオープン戦での内容と結果が求められる立場。課題である立ち上がりについては過度に意識せず、打者に向かっていく姿勢で克服することを誓った。

 開幕ローテ入りをかけたサバイバルレースはまだ続いている。ここからが本当の勝負。沖縄での1カ月を終えた遠藤は充実の表情を浮かべつつ「収穫もあったが、課題も明確になった」とキャンプを振り返った。克服すべき点と継続していく点を冷静に分析し、今後のオープン戦に臨んでいく。

 キャンプ中の対外試合には2試合に登板。計5回を投げて4安打3失点と、文句なしのアピールまでには至らなかった。「長いイニングを投げる時、配球や組み立てなど、ゲーム作りを考えたい。テーマを持ってマウンドに上がれれば」と試合の中で取り組むべきことをクリアにした。あらゆるチェック項目がある中、その一つが立ち上がりの克服だ。

 昨季は全て先発で19試合に登板して5勝6敗。そのうち初回に失点した試合は6試合を数えた。ただ、序盤3回までの失点となると、16試合に跳ね上がる。“鬼門突破”に向け、ブルペンではイニング間を想定して休憩を入れたり、打者を立たせるなどして工夫を凝らした。試行錯誤を重ねた上で導き出したのは、精神面が鍵を握るという点だ。

 投手の原点でもある強気に攻める姿勢。かつては自身もそのスタイルでマウンドに上がっていた。昨年の経験はそれを呼び起こす経験になった。

 「打たれるのを怖がらず、恐れず投げたい。それを昨年経験した。(プロ)初登板の時はガンガン攻めていけた」

 過度な意識は必要ない。無心で腕を振る重要性を改めて感じ「マウンドを重ねていくごとに不安要素も増えてきた。そこの気持ちを整理して、攻める気持ちを忘れずやっていきたい」と自身に言い聞かせた。

 その一方で、手にした手応えもある。先発した2月25日の紅白戦では、4回2安打無失点。高めに抜ける球が出ても「1球で修正できた。低めに投げていく中で三振が取れた」と3奪三振に自信を深めた。

 開幕投手の大瀬良、九里と森下は開幕ローテ入りが当確。残り3枠を床田らと争う。「是が非でも自分で勝ち取っていくしかない」。示すのは強気な姿勢。自らにムチを入れ、残された椅子を手にする。

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