広島・大盛“粘り腰”で成長示す 追い込まれてから2安打&犠飛
「広島紅白戦、白組0-10紅組」(25日、コザしんきんスタジアム)
紅組の「6番・中堅」でフル出場した広島・大盛穂外野手(24)が“粘り腰”で2安打3打点と存在感を示した。初回は10球目を中前に運び適時打。二回は右前にはじき返し、四回の第3打席は中堅への犠飛で打点をマークした。
3打席とも追い込まれてからの結果で「追い込まれたら、粘って粘って進塁打やタイムリーと、いいモノを出せるようにと思って臨んでいた」と振り返った。
昨シーズンから三振の多さが課題に挙げられているが「マイナス思考ではなく、しっかり打ちに行く中でファウルにできるようにやっている。『三振したくない』とか、深く考えないようにしている」と過度に意識しない気持ちの持ち方で打席に入っている。
快音を残しても「結果的に三振にはなっていないけど、追い込まれるまで何球か甘い球が来ていた。それを仕留めきれなかったことの方が反省」と満足感はない。外野手争いを勝ち抜くため、アピールを重ねる。