広島・薮田が初回だけで8失点の大炎上 3アウト取れず…佐々岡監督が強制交代

 1回、田中広に内野安打を許し、顔をしかめる薮田(撮影・北村雅宏)
 1回途中、交代を告げられてボールを遠藤(左)にトスする薮田(撮影・北村雅宏)
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 「広島紅白戦、白組0-10紅組」(25日、コザしんきんスタジアム)

 白組の先発を務めた薮田和樹投手(28)が初回に打者一巡の猛攻を浴びるなど8失点。2回1/3を11安打9失点と炎上した。

 初回無死二、三塁から堂林に左前2点適時打で先制点を献上。続く鈴木誠を空振り三振に抑えたが、会沢に四球を与えると、大盛から6者連続安打と打ち込まれた。ワンアウトしか奪えない状況にバックネット裏から見守った佐々岡監督は攻守交代を指示。3アウトを待たずに異例の打ち切りとなった。

 二回以降にまた登板したが、三回に正随に右越えソロを浴びるなど精彩を欠いた。

 なお、紅組の先発を務めた遠藤淳志投手(21)は4回2安打無失点と好投。注目の開幕ローテ争いは明暗の分かれる結果となった。

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