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広島・大瀬良 万全148キロ直球「腕振れている」28日に日本ハム戦登板

 シート打撃に登板する大瀬良(撮影・北村雅宏)
 長野(奥)に安打性の打球を打たれる大瀬良(撮影・北村雅宏)
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 「広島春季キャンプ」(22日、沖縄)

 昨年9月の右肘手術から復活を目指す広島・大瀬良大地投手(29)が、今キャンプ初のシート打撃に登板した。この日の最速148キロの直球を主体に、打者9人に被安打1。順調な調整ぶりを示したエースは、28日の練習試合・日本ハム戦(名護)で今年初の対外試合に登板予定。3年連続となる開幕投手へ突き進む。

 強い日差しを受けながら、マウンドで振りかぶる姿が見た目以上に大きく映った。シート打撃に登板した大瀬良が、エースの貫禄を示した。

 打者9人に40球を投じ、安打は長野の中前打のみ。「全体的に良かったんじゃないかなと思う。想像していたよりもいい形で打者に向かっていけた。球自体も良かった」と満足げな表情を浮かべた。

 万全な状態を裏付ける一球があった。先頭・林に投じた初球の直球は、この日最速の148キロを計測。左の長距離砲を詰まらせて、遊飛に打ち取った。「押し込めている感じもあった。(球速は)いいんじゃないですか。腕がしっかり振れている証拠だと思う」とうなずいた。

 武器であるカットボールもキレキレだった。田中広の第1打席はカットで空振り三振に仕留めると、続くクロンも追い込んだ後に外角カットで空を切らせた。「打者が厄介そうな感じをしていた。結構、嫌がっている感じに見えたので、いいカットを投げられたと思う」と確かな手応えをつかんだ。

 一塁側から開幕投手を争う森下が熱視線を送る中、途中からセットポジションで投球するなど入念に現状を確認した。佐々岡監督は「順調に来ていると思う。逆に順調過ぎて反動が怖い」と評価。視察した阪神・御子柴スコアラーも「問題ないと思う。開幕にバッチリ合わせてくるはず」と警戒を強めた。

 昨年9月に手術を受けた右肘に影響はない。そうなれば、大瀬良の目指す先は3年連続となる開幕投手だ。20日に1軍に合流した際には「しっかりいいパフォーマンスを出して、選んでいただけるようにしたい」と熱い思いを語っていたエース。当然、譲るつもりは毛頭ない。

 次回は28日の練習試合・日本ハム戦(名護)で対外試合に初登板する予定だ。「試合勘とかを確かめながらやっていきたい」。3月26日の開幕・中日戦(マツダ)に向けて視界は良好。今季から投手キャプテンを務める大黒柱が、大役へ歩みを進めていく。

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