広島・松山、レフト守る!新加入クロン一塁起用方針で再コンバート決意

 広島の松山竜平外野手(35)が24日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で行われた合同自主トレに参加し、左翼再挑戦に意欲を示した。昨年は一塁を守ったが、新加入したケビン・クロン内野手(27)との定位置争いが予想される今季は、一塁と外野の両にらみで全試合出場することを誓った。

 試合に出るために選択肢を広げていく。室内練習場で汗を流した松山は「自主トレ期間中も外野でノックを受けたりもした。どっちでもという感じ。試合に出ることが大事」と左翼再挑戦に意欲を示した。

 この日、キャッチボールのコンビを組んだ新助っ人のクロンは一塁で起用される方針。松山にとって強力なライバルとなる。すでに昨秋、河田ヘッドコーチから外野での出場に向けた準備指令を受け「そのつもりです」と答えた。自身の出場機会を増やすためであり、今も外野への再コンバートについて「試合に出られれば一番いい」と前向きな姿勢を崩さない。

 108試合出場の昨季、就いた守備位置は一塁のみだった。しかし19年には外野で45試合に出場しており、プロ通算でも外野での出場数の方が多い。「外野だったら、龍馬(西川)や野間などいっぱいいる。しっかり自分のできることをやるだけ」とし烈な争いに身を投じていく。

 こだわるのは守備位置ではなく出場機会だ。「全試合に出られるように。出るつもりでないといけないと思っている」と覚悟を示したプロ14年目。「打撃に関しては負けたくない」と対抗心を燃やすベテランが、競争を勝ち抜いて今季も主軸を担っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス