広島の新助っ人クロン「オゲンキデスカ」覚え立ての日本語披露

 新入団会見に臨み、意気込みを話す広島・K・クロン=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
 マツダスタジアムのフィールドに立ちスイングを披露する新入団の広島・K・クロン(撮影・立川洋一郎)
 マツダスタジアムのフィールドに立ちスイングを披露する新入団の広島・K・クロン(撮影・立川洋一郎)
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 広島の新外国人、ケビン・クロン内野手(27)が広島市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。

 会見でクロンは自ら「ハジメマシテ。オゲンキデスカ」と日本語を披露。「お母さんから日本に行くのならと、日本語のフレーズのカードをもらって少し勉強してきました。今日球場入りして『ハジメマシテ』と球団スタッフから教えてもらって、それを練習して会見に臨みました」と明かした。

 新たな環境でスタートするシーズンを前に「広島に来られて、エキサイティングな気持ち」と胸の高鳴りを伝え、自身のプレーには「中軸をしっかり打ってチームの打点を稼げるような選手になっていきたい」と意気込みを示した。

 今月3日に来日し、2週間の自宅待機期間を終えたクロンは身長195センチ、体重115キロの大柄なパワーヒッター。マイナー6シーズンでは通算打率・280で151本塁打。2015年以降は5年連続20本塁打を放った右の長距離砲で、中軸としての働きが期待される。チームとファンの思いを背負い、打線に厚みをもたらす。

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