広島・松田オーナー、5位低迷に「これだけケガ人が出れば」仕事納め

 広島が25日、広島市内の球団事務所で仕事納めし、今年の営業を終えた。

 佐々岡監督で船出した今季は、大瀬良や野村、西川ら故障者が相次ぎ52勝56敗12分の5位。2年連続Bクラスに終わった。松田元オーナーは今季を「5位になるようなチームではないものの、これだけケガ人が出ればこういう格好になる」と振り返った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、始まった異例のシーズンは無観客で開幕。その後は上限5000人となり、9月中旬からは定員の50%となる約1万6500人まで引き上げた。

 球団にとってもこれまでにない対応を強いられた。「コロナ対策に追われた。その中で知識を増やし、気をつけながらやった1年だった」。来季は3月26日、本拠地・中日戦で開幕する。今季の経験を来季に生かしていく。

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