広島・九里、自身初の規定投球回到達 9回2失点、降板直後に同点弾出て黒星消える

9回2失点の好投を見せた九里(撮影・飯室逸平)
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 「広島2-2巨人」(3日、マツダスタジアム)

 先発した広島の九里亜蓮投手が138球を投げ、9回8安打2失点で降板した。試合は2点を追う九回2死から菊池涼が値千金の同点10号2ランを放ち、九里の黒星は消えた。

 三回までは無失点。0-0の四回、1死一、二塁から丸に右翼線への適時二塁打で先制点を献上した。六回には2死から四球と安打で一、三塁のピンチを背負うと代打・陽に左前適時打を浴び、追加点を許した。

 だが、その後は変化球を低めに集めた丁寧な投球で巨人打線を抑えた。

 これで九里は9月28日のDeNA戦(マツダ)で完封勝利を収めて以降、この試合を含めて6試合連続のクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)を達成。開幕からローテを守り続け、自身初となる規定投球回到達も達成した。

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