広島4連勝 また終盤に大量得点 八回に会沢、松山適時打、長野2ランで一挙7点
「中日3-9広島」(31日、ナゴヤドーム)
広島が1分を挟んで4連勝を飾った。八回に一挙7点を奪い逆転。30日の中日戦も七回以降の3イニングで15得点しており、2試合連続で終盤の大量得点で逆転勝ちした。
1点を追う八回に、中日・福を粘って攻略した。先頭の田中広が左前打で出塁。鈴木誠が9球粘って四球でつなぎ、西川の中前打で無死満塁。会沢が粘った末の9球目を右中間に運ぶ走者一掃の逆転二塁打を放った。
さらに2死一、二塁から松山が左中間を破る2点二塁打。続く長野が通算150号となる8号左越え2ラン。一挙7点を奪った。
先発・中村祐は6回7安打2失点の好投。七回は2番手・中村恭が1死二、三塁のピンチを招いたが、3番手。島内が阿部を三ゴロ、A・マルティネスを右飛に抑えて、逆転への弾みをつけた。島内はプロ初勝利。