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【新井貴浩氏の眼】「申し分なかった九里」「うまく直球意識させた坂倉」

 「阪神1-5広島」(20日、甲子園球場)

 広島の九里亜蓮投手(29)が8回1/3を4安打1失点の好投で7連勝を飾った。デイリースポーツ評論家の新井貴浩氏(43)は坂倉将吾捕手(22)の好リードにも着目した。

  ◇  ◇

 九里は球威、テンポ、コントロールと、いずれも申し分のない内容だった。ここ最近は、いい投球が続いている。昨季までは、好投した次の登板で別人のような投球になってしまうこともあったが、非常に安定している。この日の内容は、起用するベンチ側からの信頼度を、さらに上げるものとなったのではないだろうか。

 これまでの九里は多彩な変化球でボールを動かしながら、ゴロを打たせて取る投球スタイルだ。変化球が生きるのも、真っすぐがあってのもの。特に九里の良さをよく理解していたキャッチャーの坂倉が、配球の中でストレートをうまく使っていた。

 この日の坂倉は、九里の威力のあるストレートを配球で引き出しながら、その直球をうまく阪神側に意識させていた。相手打線を8回まで1安打に抑える見事なリードだったといえる。

 一方、西川がプロに入って初めて4番で起用された。阪神先発・ガルシアとの相性を考えた点もあったのだろう。今シーズンの優勝の可能性はほぼなくなり、これからの残り試合は来年に向けていろんなことを試していける時期。首脳陣の考えを実際の試合で試していきながら、来季につなげてもらいたい。

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