広島・佐々岡監督が森下を絶賛「並大抵の事ではない」初回の村上斬りに

 8勝目を挙げた森下(中央)をねぎらう佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 球審に選手交代を告げベンチへ戻る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-0ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)

 広島の佐々岡真司監督が、6回4安打8奪三振無失点で8勝目を手にした森下を絶賛した。

 右腕は初回無死満塁を切り抜け、青木への死球が絡んで再び招いた六回1死満塁のピンチを2者連続三振を奪い切り抜けた。

 「初回は村上の三振から抑える事ができた。あれから乗っていけた。並大抵の事ではない。良い(強い)心臓を持っている。気持ちの入りようが素晴らしい。本当にナイスピッチングだった」

 はじまりは、1年前の10月17日のドラフト会議だ。佐々木朗希(現ロッテ)、奥川恭伸(現ヤクルト)、石川昂弥(中日)らに指名が集まる中、カープは右腕の一本釣りに成功した。「映像を見て一目ぼれしたんだから」。その期待に応える活躍。指揮官は再び目尻を下げた。

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