広島・遠藤5回4失点降板 勝利投手権利目前で痛恨の逆転2ラン被弾

 「巨人-広島」(22日、東京ドーム)

 先発した広島の遠藤淳志投手は、5回を投げて4安打4失点で降板。相手の主砲に手痛い一発を浴び、リードを許した状態でマウンドを降りた。

 3試合連続で初回に失点しており、立ち上がりの不安定さが課題だったが、この日は無失点での滑り出しを見せた。三回に松原の先制2点適時打を許したが、味方が四回に逆転し、援護をもらった。何とかリードを守りたいところだったが、五回2死三塁で岡本に逆転2ラン。高め直球を完璧に捉えられ、がっくりとマウンドにしゃがみ込んだ。

 球数は102球。東京ドームでは8月2日に先発して完投勝利を挙げていた遠藤だが、首位を快走する相手打線の前に屈した登板となった。

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