広島・中崎2年連続で手術…右後上腕回旋動脈瘤切除術 詳細非公表も今季絶望的

 広島は20日、中崎翔太投手(28)が19日に広島市内の病院で「右後上腕回旋動脈瘤(りゅう)切除術」を受けたと発表した。復帰時期など詳細は発表されなかった。今後の予定も未定ながら今季は絶望的とみられる。

 リーグ3連覇の立役者が、2年連続での手術に踏み切った。昨秋に受けた「右膝半月板部分切除手術」から復帰した今季は、開幕1軍スタートながら6試合で1勝0敗、防御率9・00。7月10日に出場選手登録を抹消されていた。

 再出発した右腕は球威を取り戻すため、強化選手として実戦を離れ、フォーム固めに着手。投球の軌道や回転数を計測できる「ラプソード」を使用したり、投球動作を映像で見返したりしていた。

 8月下旬に取材に応じた際には「ズレが生じると球もいかない。スムーズに動くためにはどうすればいいのか、を考えながらやっている。いい球を投げるためには、いいフォームを維持していくようにするしかない」と話していた。

 この時期の手術は、大瀬良と同様に来季を万全で迎えるための措置と考えられる。中崎の実績と経験はチームにとっての財産だ。佐々岡監督は「あとはしっかり治してほしい」と話した。

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