先発・中村祐は左足がつって降板 史上5度目の先頭から三連続被弾、一転好投も…
「ヤクルト8-6広島」(20日、神宮球場)
今季初登板初先発となった中村祐は4回2/3を4安打3失点。スタートにつまずきながらも、大崩れはしなかった。
初回、先頭の浜田に甘いスライダーを左翼スタンドに運ばれ先頭打者弾を浴びると、続く青木には左翼スタンドギリギリへのソロ。連続本塁打の余韻がさめやらぬ中、3番・山田哲にも左越えにソロを運ばれた。プロ野球史上5度目、球団史上初となる初回先頭打者から3者連続本塁打を許し「初回の入りが全てです」と猛省した。
ただ、二回から四回までは無安打に封じる好投で、初回を忘れさせるほどだった。五回2死一塁で青木に四球を与えたところで緊急降板。青木との対戦で左足がつり、大事には至っていないとみられる。悔しさの残る80球を、糧にしていく。